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- 新型コロナ影響の学生支援を 日本私立大学連盟が文部科学省へ緊急要望
      大学ジャーナルオンライン編集部   2020年5月4日

 緊急事態宣言の中では、多くの大学が休業要請の対象となっています。今年度の授業の開始はもとより、学生も教員も学内への立ち入りが禁止となるなど、大学の機能そのものが停止状態というところも少なくないのが現状です。
 そんな中、日本私立大学連盟は緊急要望書を文部科学省に提出し、新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に陥っている学生の支援を求め、修学を断念せざるを得ない事態にならないよう迅速な奨学手当の措置を要請しました(4/27)。
 また、一部、誤った理解のもとで行われている大学への学費返還の動きに対し、「『施設設備費』や『教育充実費』等は、単 なる利用料としての経費でなく私立大学の教育研究環境の充実に向けて、キャンパスや設備の維持、管理等に当てられており、今般のオンライン化による授業料返還などと関連づけられるものではない。」とし、 文部科学省から明確な考えを表明していただきたいと要望しました。

日本私立大学連盟】新型コロナウイルスに関する学生納付金の考え方や資格実習等の緩和措置について緊急要望を提出(PDF)

新型コロナウイルスは全国の大学にも大きな影響を与えています。以下は4/22放送のNHK時論公論を抜粋で紹介します。「新型コロナ苦悩する大学と学生は」
 
 こうした厳しい状況の中で多くの大学がオンライン授業の実施を決めた。ただ、オンライン授業を行うには、大学・学生双方に課題が顕在化している。そもそも日本では25%の大学しかオンライン授業の経験値がない。また、ほとんどの大学は、サーバー自体がオンライン授業を前提とした整備がされておらず、容量オーバーでトラブルを起こすことを懸念する声もある。また教員も、大学が閉鎖されて研究室にも入れない状況で準備もままならないまま、これまで行ったことのない授業に臨むことを強いられている。学生側もほとんどはスマホなど何らかの情報端末を利用して授業を受けることができると想定されているが、問題は通信費。自宅にWi‐Fiなどの設備がない学生は、スマホのデータ通信を利用するケースが多くなるが、それには上限がある。このほか、自宅にプリンターがない学生が23%で、教材や課題としてプリントをネットで配布しても印刷できないといった支障が生じる可能性がある。この結果がすべての学生の傾向を示すものではないが、最近の学生は、必要な時は大学のものを利用しているため、必ずしもパソコンは持たないとの指摘もあり、スマホでは小さな文字や図表は読めないなど、教育環境が学生によって不統一な問題をどうするのか。学生側の課題もつきない。学生にとっては、もう一つ大きな問題がある。生活費を賄おうとアルバイトをせざるを得ない学生も多くいる中、飲食店を中心に肝心のアルバイト自体が少なくなっている。
(IIS編集部)


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