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太平洋島しょ国の最大の関心事は環境問題で中国ではない

岡田 充 : 共同通信客員論説委員

最近の気に掛かる記事: 東洋経済オンライン

日本と太平洋地域16カ国・2地域の首脳による「太平洋・島サミット」(PALM9)が7月2日にオンラインで開かれた。菅義偉首相は「権威主義との競争など太平洋地域が新たな挑戦に直面している」と、「中国の脅威」へ団結を呼び掛けた。

首脳宣言は「法の支配に基づく自由で開かれた持続可能な海洋秩序の重要性」を盛り込んだが、島しょ国の関心は中国の脅威ではなく、海水面上昇や海洋ゴミ、核廃棄物など汚染物質対策に集中。福島第1原発の汚染水の海洋放出問題で、日本に強い懸念を表した。「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)に太平洋島しょ国を引き込もうとする日本の狙いは空回りし、双方の思惑の「すれ違い」が目立った。


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