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未来の世代が幸福に生きる為の教育に必要なこと

汐見 稔幸 : 東京大学名誉教授、白梅学園大学名誉学長

最近の気に掛かる記事:保育・教育に50年以上携わってきた教育学者、汐見稔幸さんの著書『教えから学びへ』

現代の時代背景や環境の下で教師の役割を問い直すと、これからのテーマは、「教師が知識をどう教えるか」ではなく、「子どもたちの学びをどう育てるのか」だ。以下、記事より一部抜粋。

学校で教師が子どもたちにできることとして、たとえば次のようなことが考えられる。

同じテーマについて書かれた異なる文章を読み、「どっちが正しいと思う?」とみんなで議論をする。怪しい情報はどうすれば見抜くことができるのかを学ぶ。学んだことをみんなの前で表現して、「どうしてそんなことが言えるんですか」「そこはちょっと違うと思います」などと、質問を受けたり、批判されたりしながら自分の考えを検討する。異なる意見を持っている人とも討論を楽しむ場をつくる。

いま、人類の倫理学でいちばん欠けているのは、未来の人が幸せに生きていくために私たちがいまどうすればいいのかということだ。現在、環境破壊は未来世代の人類も脅かしつつある。だから、現在世代は未来世代を存続させる責任を負う」

これからの教育において大切なことは、子どもたちがこの地球を大事にしてくれるように育てることだと思います。そうしない限り、未来世代は幸せになれません。

教師と子ども、親と子ども、どんな関係であっても、子どもを「一緒に生きていく対等なパートナー」と見ることで、その関係性は大きく変わっていくはずです。そうすれば、子どもたちにとっての「学び」の意味も変わっていきます。そして、「学び」が子どもたちの生き方を支え、未来世代を支えることにつながっていくはずです。

IISの集いにも共通する考えを述べていると感じました。


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