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<アメリカ人の親を観察していると、子どもへの投げかけにある特徴が見られます。「考える力」が養われる家庭内のコミュニケーションの秘訣を探っていきましょう>

現代社会では、医療やテクノロジーはもちろん、ダイエットから子育て方法に至るまで日々新しい発見や検証がなされ、それまでの常識をくつがえすような事柄が次々と生まれています。一体何を信じたらいいのかわからなくなるかもしれませんが、これはグローバル社会の宿命だと言えます。

つまり、変化の激しい時代では、自分の頭で考え、自分にとってより良い選択をする力が求められます。情報を見極める力、常識を疑う力、未来を予測する力、仮説を立てる力、問題を解決する力など、「考える力」が育っていなければ、氾濫する情報や社会の変化にふり回されてしまいます。

しかしながら、現在の日本の学校教育では十分な「考える力」は育ちません。学校教育の主流は「教科書知識の記憶」と、正解が明らかな「◯×式テスト」で高得点を取るためのテクニックの詰め込み教育が続いています。

知識はもちろん重要なのですが、知識はスマートフォン一つで簡単に手に入れることができる時代です。その知識をどう活用するか、知識を動員してどう自分なりに答えを導き出していくのかが問題なのです。

アメリカ人の親を観察していると、子どもとの会話に「なぜ?」「どうして?」「もし〜だったら?」「どうしたら解決できると思う?」という「問い」を頻繁に織り込んでいることがわかります。親が「問い」を増やすことで、子どもは「なぜだろう?」と深く思考し、自分の考えを言葉に置き換えて表現する習慣を身につけることができます。


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