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最近の気に掛かる記事:ニューズウイーク日本版 斉藤誠(ニッセイ基礎研究所)

<厳格な行動規制が奏功しつつある東南アジア。国によるバラつきも含めて現状を解説する>

新規感染者数の推移新型コロナウイルス感染症は昨年、欧米諸国で猛威を奮ったのに対し、東南アジアでは比較的感染拡大が抑え込まれていた。しかし、今年に入ると、東南アジアでも新型コロナウイルスの感染状況が悪化し始め、6月中旬から感染ペースが加速した。ASEAN加盟全10カ国の1日あたりの新規感染者数は6月中旬の2万人台から8月前半の10万人台まで急速に増加し、ユーロ圏やインドを上回る勢いで感染が広がることとなった。

感染急拡大の背景には、規制疲れによる感染対策の不徹底や祭事期に伴う人流の増加などの要因もあるが、欧米に比べて東南アジアのワクチン接種が遅れるなか、感染力の強いデルタ株が猛威を振るい始めたことによる影響が大きいと考えられる。

しかし、各国が相次いで実施した厳格な行動規制が奏功して、足元では東南アジアの感染状況にピークアウトの兆しが見えつつある。


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