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世界で爆発的に広がる実態を知っていますか

最近の気に掛かる記事: 東洋経済オンライン 野口 悠紀雄 : 一橋大学名誉教授

アメリカや中国では、在宅のままで医療サービスを受けられる遠隔医療プラットフォームが爆発的に広がっている。ところが日本では、医師会の反対を主な背景として、ほとんど行われていない。深刻な高齢化が進む日本で、遠隔医療は最も重要なインフラであり、その拡大は急務だ。

「遠隔医療プラットフォーム」と呼ばれるものがある。これは、患者が在宅のままで、検査などの医療サービスを受けられる仕組みだ。

アメリカでは、コロナ禍で遠隔医療が爆発的に広がり、2020年にはコロナ前の30倍の10億回の利用があった。10万人あたりでは月3万回。2020年3月の診療件数全体のうち遠隔診療が占める割合は13%。これは2019年の0.15%の100倍近くだ。

遠隔医療プラットフォームの最大手は、ニューヨークの「テラドック・ヘルス」。患者がスマートフォンを使って個人情報を入力すると、希望の時間帯に希望する医師を選んで、画像や通信での診療を受けることができる。会員数は、7000万人にものぼる。

海外では、遠隔医療は、もはや従来の医療を補完するものではなく、医療システムの柱になってきているのだ。

技術的には可能なのに、日本ではなぜ遠隔医療が拡大しないのか?

それは、規制が厳しいからだ。そして、規制が厳しいのは、医師会が遠隔医療に反対しているのが主な理由だ。


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