前回のパネル形式が大変好評だったことや国会等でも議論されている日本社会における女性問題や女性の役割といった問題をとりあげることから今回もパネルディスカッション形式を取らせていただきました。
パネルディスカッションの子細は以下のとおりです。参加者全員で活発にご議論いただけたと思います。
お二人のパネリストはいずれも長年にわたる海外生活や勤務・研究実績をお持ちの方々です。上野先生からは、アメリカ大統領選挙などを交えながら、アメリカの女性問題、シンクタンク等に働く女性の政策研究者の実態、女性による政策研究・提言力などにも言及していただき、また、安倍政権の”女性の輝く社会”などについても持論を展開いただきました。
また、池上先生にはスエーデンでの長い大学教育や日常生活を通じてみた同国の政治や経済、福祉や税制など、政策形成への女性の関与(参加)の紹介を含め、専門の立場から日本を取り巻く内外情勢、女性の位置・役割その他について論じていただきました。
Ⅰ部: パネルディスカッション
日 時: 2016年11月19日 (土) 13:00〜16:00
テーマ: 「政策形成への女性の関与ーアメリカ、スエーデンの経験から」
パネリスト:上野 真城子 氏(アジア都市コミュニティー研究センター
代表、元関西学院大学大学院教授・元大阪大学大学院教授、
元米アーバン・インティチュート・フェロー)
池上 雅子 氏(東京工業大学大学院社会理工学研究科教授、
元ストックフォルム大学教授・同アジア太平洋研究所長)
モデレータ: 唐沢 敬(IIS代表、立命館大学名誉教授)
場 所 : 明治大学 紫紺館 3階 S4会議室